メソナJ(MesonaJ)とは?針なしで美容成分を届けるエレクトロポレーション治療


メソナJは、針を使わずに電気的な刺激で肌の透過性を一時的に高め、美容成分を角層の奥まで届けるエレクトロポレーション(electroporation)治療です。
「注射は苦手だけど、美容液を塗るだけでは物足りない」
——そんな悩みに応えられる施術の一つとして、京都でメソナJを検討する方が増えています。
この記事では、仕組みと期待できる効果、他施術との組み合わせ方についてまとめました。

■ メソナJとはどのような治療か

メソナJは、微弱な電気パルスを肌に与えることで、細胞膜に一時的に小さな隙間(ポア)を作り出し、その隙間を通じて美容成分を角層のより深い部分まで浸透させる治療です。

針を使った水光注射などが、物理的に穴を開けて成分を注入するのに対し、メソナJは電気的な作用によって肌のバリア機能を一時的にゆるめ、成分を届けやすくするという点が仕組み上の違いです。
針を使わないため、注射に対する抵抗感がある方や、施術中の痛みを抑えたい方にとって選択肢になり得ます。

■ 針を使う施術との違い

・浸透方法
 針を使う施術は物理的に穿刺して成分を注入するのに対し、メソナJは電気的な作用で肌の透過性を高めて浸透させます

・痛み
 針を使わないため、施術中の痛みは比較的少ないとされています

・ダウンタイム
 物理的な穿刺がない分、赤みや内出血といった針特有のダウンタイムが起こりにくい傾向があります

・成分の到達深度
 針による注入と比べると、成分が届く深さや量には限界があり、より深い層への直接的なアプローチには水光注射などの方が適している場合があります。


正直にお伝えすると、メソナJは「針を使う治療の完全な代替」というわけではありません。
針を使う施術とは得意な領域が異なるため、悩みの内容によって使い分ける、あるいは組み合わせることが現実的です。

■ 期待できる効果

メソナJで使用する美容成分の組み合わせによって、期待できる効果は異なります。一般的には以下のような悩みに対して検討されます。

  • 肌全体のハリ、ツヤ不足
  • 乾燥による肌のごわつき
  • 毛穴の目立ち
  • 肌のキメの乱れ


当院のメソナJには、トータルアンチエイジングを目的としたプランのほか、幹細胞培養上清液を追加するオプションもあります。
どの成分の組み合わせが適しているかは、肌状態によって異なるため、診察のうえでご提案します。

■ 治療の間隔と回数の目安

メソナJは、1回の施術でも肌のうるおいやツヤを実感される方が多い治療ですが、肌質改善を目的とする場合は継続が前提となります。

施術の間隔は2〜4週間程度を目安にすることが多く、当院では5回程度を一つの目安としてご提案しています。
ただし、肌質や目的によって適した頻度は異なるため、診察で肌状態を確認したうえで具体的な回数をお伝えします。

■ 他施術との組み合わせについて

メソナJは、針を使用せず、皮膚に強い熱や物理的な損傷を加えない施術です。
そのため、レーザー治療や光治療、ピーリングなどの施術後に、保湿や鎮静を目的として組み合わせやすい治療です。

施術後の肌は、一時的に乾燥しやすくなったり、赤みやほてりが生じたりすることがあります。
メソナJで肌状態に応じた美容成分を導入することで、水分を補いながら肌を穏やかに整え、施術後の乾燥や刺激感を軽減することを目指します。

例えば、ハイドラジェントルやケミカルピーリングで古い角質や毛穴の汚れを取り除いた後に、メソナJで保湿・鎮静成分を導入する方法があります。
また、IPLやピコレーザーなどの照射後にも、肌の反応を確認したうえで、鎮静ケアとして併用することがあります。

一方、高周波治療など、皮膚内部に熱を加えることでコラーゲンの収縮や再構築を促す施術については、同日併用を慎重に判断しています。

メソナJは多くの施術と組み合わせやすい治療ですが、すべての施術後に同日併用できるわけではありません。
組み合わせる施術の作用や肌の状態を確認したうえで、適切な施術の順番と間隔を個別にご提案します。


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■ ダウンタイムと注意点

メソナJは針を使わないため、大きなダウンタイムは基本的にありません。
施術直後に一時的な赤みが出ることがありますが、多くの場合は数時間程度で落ち着きます。

施術当日は肌のバリア機能が一時的に敏感になっているため、強い摩擦や刺激の強い洗顔料の使用は避け、保湿を丁寧に行っていただくようお願いしています。
紫外線対策も引き続き徹底していただくことを推奨します。

■ よくあるご質問

痛みはありますか。

針を使わないため、施術中の痛みは比較的少ないとされています。
電気刺激特有のピリッとした感覚を感じる方もいますが、強い痛みを伴うことは少ない治療です。

水光注射とどちらがいいですか。

針を使う水光注射は、より深い層に直接成分を届けたい場合に適しています。
メソナJは針への抵抗感がある方や、穏やかに成分を補いたい方に向いています。
どちらが適しているかは、悩みの内容と肌の状態によって異なるため、診察でご相談ください。

ダウンタイムはどのくらいですか。

大きなダウンタイムはなく、一時的な赤みも数時間程度で落ち着くことが一般的です。施術後すぐにメイクをして帰ることも可能です。

妊娠中・授乳中でも受けられますか。

妊娠中・授乳中の方は原則として施術をお控えいただいています。詳しくは診察時に医師までご相談ください。



監修:米谷 公佑(まいたに こうすけ) 
KYOTO K CLINIC 院長
形成外科専門医 ECFMG certificated(米国医師資格取得) 大阪大学形成外科教室出身
Johns Hopkins University・University of Miami 研究歴